睡蓮
↑Nymphaea sp. "Helvola"
姫睡蓮 ヘルボラ
そろそろ睡蓮のシーズンも終わりですね
うちでは熱帯睡蓮のティナとミッドナイトはまだ咲いていますが、姫睡蓮3種はもう咲いていません
Nymphaea sp. "Tina"
Tropical Water Lily
熱帯睡蓮"ティナ"拡大
この配色とグラデーションはすごいです
しべのツヤも好き
熱帯睡蓮のうち、ムカゴ種と呼ばれる品種群は葉の中央部にムカゴという芽のようなものを形成して、それが子株になって繁殖するという性質があります
ムカゴは親株のクローンなので、親株とまったく同じ形質を持ちます
ティナはこのムカゴ種の一つで、これはムカゴから水上葉で育成中の子株を撮影した写真です
左側の大きな葉はミッドナイトです
ティナの子株を熱帯魚水槽で育てているところです
水中葉は黄色っぽい緑に赤い斑入りでなかなか美しいです
この写真は初期の頃で、小さな水上葉も残っています
ティナの子株から伸びてきた水上葉です
睡蓮を水草として楽しむ場合、光を遮って他の水草に影響を与える水上葉は切り取ってしまいます
水上葉を残しておくと株が巨大化しやすいという理由もあります
ティナの後ろの赤い葉の睡蓮はニムファ・ステラータです
Nymphaea pubescens "stellata"
こちらは逆に熱帯魚水槽で増えて株分けした熱帯睡蓮ニムファ・ステラータを屋外で育てているところです
水中葉も赤いのですが、水上葉は赤くてツヤツヤして美しいです
ステラータというのは最近まで使用されていた学名ですが、今後は品種名として残っていくのだと思います