祭りの船転覆、乗客ら海中へ

貴船祭りの囃子船


写真日記
真鶴の貴船祭りの囃子船・・朝日・読売の新聞記事になっていた

祭りの船転覆、乗客ら海中へ 神奈川・真鶴、全員無事

 28日午後8時20分ごろ、神奈川県真鶴町の真鶴港で行われていた「貴船祭り」に参加していた船が転覆し、船に乗っていたとみられる約20人が海に投げ出された。神奈川県警によると、この船が岸壁に向かって近づいたところ、岸壁にいた約30人が海に飛び込み、船にしがみついて傾き、転覆したという。船の乗客と飛び込んだ計約50人はほかの船に救助されるなどして、間もなく岸壁に上がり、全員の無事が確認された。湯河原消防署がこのうち女性1人を病院に運んだ。


 小田原署などによると、祭りでは7隻の船が隊列を組んで港内を移動。岸に近づいたときに、最後尾のお囃子(はやし)のメンバーが乗る船が、岸から海に飛び込んだ人によってバランスを崩し転覆したという。転覆したのは、岸壁から十数メートルで水深約4メートル。船は全長約12メートルの木造(5トン)で、前の船にロープで引かれていた。


 町のホームページなどによると、貴船祭りは国の重要無形民俗文化財で「日本三大船祭り」の一つ。約350年の歴史を持つとされる。花などを飾った屋形船や漁船が漁港内をパレードし、漁船の安全などを祈願する。




「貴船まつり」はやし船転覆、全員救助…神奈川・真鶴

調べによると、船には太鼓などが乗せられ、当初、約20人が乗っていたが、岸壁から約10メートルまで近付いたところで、海に入っていた観客ら約30人が船に乗り込むなどしているうちに転覆したという。